暮らしの中の一齣
by a_toa
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カテゴリ:遊( 7 )
安野光雅の絵本展
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     お店の近くの長崎歴史博物館で6月5日迄やってます。
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by a_toa | 2011-05-09 12:10 |
師走
大貫妙子さんがアルバム utauの中で『3びきのくま』はトルストイの『3びきのくま』からタイトルをとられたお話を先日の公会堂(utau ツアー2010 ryuichi sakamoto taeko onuki)でお話してました。私は「やっぱりそうだったか!」と合点がいき,嬉しくなりました。この『3びきのくま』はもともとはイギリスの昔話であったものをトルストイによって一段とすぐれた物語に変えられ広く広まったようです。バスネツォフェの挿絵がまた素晴らしいのですがこの方もまたロシアでの手仕事(民芸品)に親しみながら幼少を過ごされたようです。
我が家にトルストイの絵本を届けてくれたのは子ども文庫の会からうまれた阿佐ヶ谷の子どもの本屋さんです。
娘がまだ一歳になる前のお話ですが、その頃出会えた冊子がとても愛情に満ちた魅力的な物だったのでそれを伝手に子ども文庫の会の存在を知りました。その後季刊誌として発行される『子どもと本」を取り寄せる為に問い合わせたところ子ども文庫の会主宰の松本まつよ先生からいくつかのお言葉を頂きました。その中で印象に残っていることは「日本の昔の詩を幼い子供達に唄ってあげて欲しい」というお言葉でした。注文した本と同時にいただいた『こどものうた1.2』には北原白秋、野口雨情といった日本の詩人、歌人の詩が並び思わず口ずさむなじみの歌や全く知らない詩が並んでおりました。『子どもと本』の中で優れた絵本を長年にわたり厳しくも痛快に紹介されておられる方々からは「残念ながら日本の絵本には優れたものが少ない」と語られる事が多くあっただけに松本先生から日本の作家の作品を進められた事は意外ではございました。しかし手元に届いた『こどものうた』の冊子はどれも胸の奥にある感情を静かに揺さ振る素敵な詩ばかりでした。松本先生の伝えたかった事が浅はかながらでも感じとる事ができたのではないかと思います。
大貫さんも北原白秋の『この道』『赤とんぼ』をカバーはされておりますが娘も私もよく口ずさみます。坂本龍一氏のアレンジ加えて大貫さんの凛とした歌声が日本語の美しさを改めて感じる唄となって現れたのだと思います。
子ども文庫の会の松本先生もまた世界の各地に残る手仕事を蒐集され倉敷民芸館の外村吉之助氏(初代館長)とも親交のあった方のようです。
時代や背景をこえ各分野の点が線で繋がってゆくとその先にははっきりとした形は現さないものの、確かに輪郭を残す目指して行きたい場所(ところ)がある事を再確認する今日です。
      
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                なんきんハゼとおぼろ月
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by a_toa | 2010-12-17 16:49 |
暫し休息
展示会も終了し一段落、五島に行ってまいりました。
五島の教会群、素晴らしかったです。
ルルドのお水も頂いて帰りました。
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 画像 貝津教会
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by a_toa | 2010-08-08 19:05 |
記憶の接点
随分ご無沙汰な徒然です。
現在 6歳の娘を見ていると自分の子どもの頃の記憶を辿っている様な感覚を
覚える事があります。
少し前ですが 現在放映中のALICE IN WONDERLANDを観ました。実はあまり期待もせず
娘と吹き替え版を観たのですが主人公のオーストラリアの新星ミア ワシコウスカの
清く繊細でいながらも健康的な美しさに見とれ、舞台美術やCGの技術の高さにも圧倒され、これは予想以上に良かったです。
アリスの衣装もストーリーが進むにつれ何通りも変わってゆき、衣装デザインのコリーンアトウッドの奇才ぶりはティムバートンのお抱えになるも納得です。

さて、話をもどしますが私の幼い記憶の中にある「不思議の国のアリス」が
沸々と甦ってきました。確か10歳か11歳頃の記憶でNHKで観たアリス、もの凄く衝撃を
受けた覚えがあって、よくよく考えてみると随分とその後の趣向に影響を与えられた作品でした。
おそらく一度しか観ていないのにも関わらず、原作に忠実な陰湿さや脈略のない展開、強烈な
インパクトを残した作品だったのは確かです。その後ティーン世代になる田舎暮らしの娘に
ロリータ魂を開花させてしまったのはこの映像の世界が発端かもしれません。
今回ティムバートンのアリスを観ながら幼い記憶が舞い戻って 映画の中のアリス同様
幼い自分に会いにいくような感覚でした。
映画が終わった後どうしてもあの 「アリス」をもう一度観たくなり検索したところ
NHKにて1988年3月放映のバリーレッツ(イギリス)監督の作品だと分かりました。
アリス映画は大昔から現在まで数多く作品がありDVDも出ているのですがこの作品に関しては
現在そのような予定はなく(私と同じようにこの作品のDVD化を望んでいる方々の書き込みを沢山拝見しました!)残念です。
それにしても1988年とは私は11歳だったわけで。
成長して大人になった自分自身が当時の自分と共通の感動を覚えている事に驚きと嬉しさを感じます、
そういえば小学校の卒業作文の将来の夢は「白い家で雑貨屋さんを開く事」でした。
白い家ではないけどほぼ達成できているかも。

娘の成長過程をみながら思う事として娘が生まれてから出会ってきた人、物、環境、映像や音、匂い?肌触りやら諸々は娘の人生のどのパーツとパーツが結びついてゆくのか、きっとそういう些細な事でも自分の生き方を見出せる何かを掴んでくれる事と思います。
とにかく今回の出来事で 当時11歳の自分にあの時あの時間にあの「アリス」と出会ってくれて有り難うと伝えたいです。
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by a_toa | 2010-05-18 13:14 |
重陽の節句
長崎に移り住み、指折り数えてみれば十五年も経っていた。
長崎は異文化が交り合い独特な雰囲気を放って
いる街だとつくづく思う。
お盆には精霊流し(魔除けの為に爆竹をバンバ
ン鳴らしながら船を曳く)
街角でみかける三角屋根の教会や清楚な身なりのシスター、
山手の寺町通りには歴史ある建造物。
本当に異文化な処に嫁いでしまったな。

昨日から中華街近くの港公園では重陽の節句を祝う為
色とりどりのランタンの中
月餅の特大(聞けば 抜き型からオーダーし21cmもある)
が透明のガラスの瓶の中に所狭しと飾られ祝賀ムードが漂っております。
そんな中 明日はおくんち(日本三大祭りにも数えられるお祭り)
の庭見世が行われる。
おくんちは「江戸幕府が禁止したキリスト教の信者(キリシタン)の
勢力を弱めるため始まった」と言われており長崎市のある59の町(以前は77町)
が5から7町ごと7組に分かれて年ごとに踊り、曵物、担ぎ物,通り物を奉納する
踊り町にとっては7年に一度廻ってくる一大イベントだ。労力はもとより財力も無ければ
375回を数える今日まで至ることはなかったであろう。
何よりおくんちに賭ける熱意は並々ならず、「くんち馬鹿」と呼ばれる方々との
トークは面白可笑しくも興味をそそる内容で 各々の生き方の中にくんちの歴史があって
熱く語る姿に思わず感動すら覚える。

斯く言う私も序々に染められつつある今日 7日の諏訪神社 
夕べの部の桟敷席を取ってしまった。
娘は娘でおくんちに魅せられ日舞に通い始める始末。
当日は娘とお弁当を持参して観覧を楽しむ事とします。

  桟敷席、設置に大忙しの諏訪神社 

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by a_toa | 2009-10-02 15:30 |
旅のつづき
再び新幹線へ乗車し在来線を乗り継ぎ宇野港へと向かう。
フェリーではなく旅客船をえらび 水面を近くに感じながら
進んでゆく20分はあっと言う間だった

宿泊がミュージアムホテルのみの頃
何度も計画しては沈んでゆく直島でしたがパーク、ビーチの完成後
子どもと共に旅を楽しめるようになり今年こそはと、計画。
パークからの見晴らしの良さや芝の庭に点在したアートを楽しむ事ができ
空間の居心地の良さ、色調などはミュージアムより好みかも。
安藤忠雄建築と一言に書き出してみてもその表現のボキャブラリーの無さに手が
止まってしまうほどですが
建物の描く線や開口部分のサイズ間、また異素材のバランス、
写真では掴み難いリアルな感覚を感じる事ができ 良い経験となりました。
特に直島の自然豊かな土地で未来建築の在り方を彷彿させる取り組みは
今現在も続いているようで再び直島へと向かいたいと思ったのでした。


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by a_toa | 2009-08-25 15:20 |
予てから
行きたかった場所に夏期休暇をつかい家族で出向く。
新幹線で徳山駅で下車、高橋さんのアトリエへ。
11月の個展の打ち合わせも兼ねて 出来上がった作品を
拝見させていただいた。
石膏で形づくられた作品群は高橋さんのアトリエ同様、長い時間をかけて
一刻一刻ときざまれた断片を纏っているかのようでした。
トアの空間に配置した際 どのように映るか楽しみ。


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by a_toa | 2009-08-24 14:29 |